本日3月3日より、アーティスト久野彩子氏による個展、”Ressemble / Undulation”を開催します。
カフェスペースは、細やかな金属の造形が空間に広がり、これまでとは少し違う、静かに見入ってしまう空間へと変わっています。
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artist_久野 彩子
【略歴】
1983 年 東京都⽣まれ
2008 年 武蔵野美術⼤学⼯芸⼯業デザイン学科 ⾦⼯専攻 卒業
2010年 東京藝術⼤学⼤学院美術研究科⼯芸専攻(鋳⾦)修⼠課程 修了
2014 年から鋳造技法を⽤いた作品の制作・発表を⾏う。
“都市の営みの痕跡を俯瞰することで⾒えてくるもの”をテーマに、緻密な表現を可能とするロストワックス精密鋳造技法を主に⽤い、真鍮やブロンズといった⾦属に置き換え⾃作のパーツを作り出す。
⼈間が⼿を加え作り出してきたものから⾒えてくる輪郭や⾯の形体の要素を切り取って形にし、構築させることによって、 幾重にも時を重ねスクラップアンドビルドを繰り返し、構造物を増殖させた先に⾒える景⾊を表現する。
作品制作のほか、⾝につけられる⼩さなアート作品としてのアクセサリーの制作・販売、地⽅芸術祭でのインスタレーション作品の発表などを⾏う。
artist statement
本展は、 「reassemble(再構築) 」と「undulation(うねり) 」を軸に、形が⽣成され続ける過程そのものを捉える試みである。鋳造によって⽣まれた⾦属のパーツや、都市の構造から抽出された要素を集め、 再び組み合わせることで、 失われた形を復元するのでも、かつての姿へ回帰するのでもなく、絶えず更新される関係性のなかで、未完の形を⽴ち上げていく。
ホテルという滞在の場に⾝を置く時間のなかで、作品は通過する視線と留まる⾝体に応じて異なる表情を⾒せる。 そこに⽴ち現れる形は、 反復や記憶、 変化によって組み替えられ続ける⾝体や都市のあり⽅を⽰唆する。 更新と循環を内包する伊勢という⼟地のリズムと呼応しながら、形は静⽌しているように⾒えつつ、 常に再構築され続ける構造の中に、 私たちがいかに⾝を置いているのかを静かに問いかける。


” Reassemble / Undulation ”
期間中は、久野彩子氏制作のシルバーアクセサリーも販売しておりますので、是非お気軽にご来場ください。
