7月20日の夜、伊勢宮町ホテルのカフェスペースにて、「花曼荼羅(はなまんだら)」のワークショップを開催しました。
ナビゲーターの Rieko さんをお迎えし、7名の参加者の皆さまとともに、ホテルカフェスペースのシンボルでもある大きな欅の一枚板を舞台に、一夜限りの花曼荼羅を制作しました。

今回使用した花は、伊勢市のフラワーショップ entto 様よりご提供いただいたロスフラワー。
本来であれば役目を終え、廃棄されるはずだった花々です。
花曼荼羅は、「始まりの種」と呼ばれる一輪の花から始まります。
その花から、それぞれが思い思いに花びらや葉を並べ、自分の感性のままに形をつくっていきます。

すると、不思議なことに、一人ひとりが描いていた模様は、少しずつ隣の作品とつながり、やがて一つの大きな曼荼羅へと広がっていきます。
「ここに置いてみようかな。」
「この色、きれいですね。」
そんな何気ない会話が自然と生まれ、会場は終始、笑顔に包まれていました。

当日は、ご宿泊中のお客様にも飛び入りでご参加いただき、大人も子どもも一緒になって花を並べる姿がとても印象的でした。




完成した作品は、その日、その時間、その場に集まった人たちだからこそ生まれた、世界に一つだけのアート作品。
写真には残せても、同じものは二度と作ることはできません。
伊勢宮町ホテルのテーマの一つは、「再生」。
建物を再生し、新たな価値を生み出すように、役目を終えた花にももう一度命を吹き込み、新しい美しさへとつなげる。
今回の花曼荼羅は、私たちが大切にしている想いと深く重なる時間となりました。

このイベントを通して、「捨てられてしまうもの」にも美しさや価値があり、それらに敬意を持つことの大切さを改めて教えていただいたように思います。
ご参加いただいた皆さま、ナビゲーターのRiekoさん、そして素敵なロスフラワーをご提供くださった entto 様、本当にありがとうございました。
伊勢宮町ホテルでは、季節の花々を取り入れながら、この花曼荼羅の時間をこれからも定期的に開催していきたいと考えています。
次回は、どんな花が、どんな出会いをつないでくれるでしょうか。
皆さまとまたご一緒できる日を楽しみにしております。