
Artist : Rinoi Imada

ガラス造形作家/今田莉野生 氏
言語に基づくアイデンティティ、感情の刹那を掬い上げることをテーマに素材としてのガラスを用いるだけでなく、思考の道具やそのうつわとしてガラスを活用し多角的な制作をおこなっている。2021年にニューヨーク州のロチェスター工科大学(RIT)にて修士号を取得し、ノースカロライナ州 のPenland School of Craft、ベルギー、ロンメルの GlazenHuis 美術館などから、賞やアーティスト・イン・レジデンスの機会や活動を得ている。2024年より、金沢卯辰山工芸工房にて、技術研修者として所属している。
選評 —
選考委員/愛知県立美術館 学芸員 石崎尚 氏
透明度の高いガラスを用いてオブジェを制作してきた作家です。吹きガラスは文字通り息を吹き込んで形を作っていく技法ですが、そこに言葉を発するという行為にまつわる、作者ならではの思索が重ねられます。器としてではないガラスの、多様なありかたを見せてくれる引き出しの多い作家なので、今回の空間に合わせた展開が期待されます。